ハンターズグリーン（1987年生、母カーサナント）

Hunter's Green

1987.04.13

ハンターズグリーン（1987年4月13日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアズマハンター（当時8歳）と交配したカーサナントが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）塚尾牧場。戦績は、中央平地15戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

梶与三男厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

7月22日、デビュー戦は合谷喜壮騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉芝1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は430kg。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で合谷喜壮騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

8月26日、中2週で迎えた3戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1700m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。

9月1日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

9月22日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田隆行騎手（2戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた6戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず最後はハナノアイドルと並んで5着同着となった。

10月28日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内山正博騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、エリーズタイムに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

11月11日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内山正博騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったニュートンサーカスにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

11月24日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中京芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は安田隆行騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中京芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず12着に終わった。

12月16日、連闘で迎えた12戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

4歳（1991年）

1月26日、中5週で迎えた13戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は内山正博騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は久保田英敬騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

2月25日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は内山正博騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。