シルクヴィガー（1996年生、母タケムスメ）

シルクヴィガー（1996年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のステートリードン（当時12歳）と交配したタケムスメが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）クドウファーム。戦績は、中央平地9戦0勝、地方23戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2001年の3歳以上C2。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額700万円（1.4万×500口）で一口馬主が募集された。

大沢真厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

8月8日、デビュー戦は上籠勝仁騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。馬体重は472kg。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

9月19日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上籠勝仁騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた3戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

10月10日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で村山明騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

4歳（2000年）

2月12日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、5歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村山明騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず15着に終わった。

2月19日、連闘で迎えた6戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉ダート2400m 雨/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は村山明騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず11着に終わった。

3月19日、連闘で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

3月25日、連闘で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（中京ダート2300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で村山明騎手（5戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

8月12日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月19日、連闘で迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイキダイナマイトからクビ差の2着に甘んじた。

8月26日、連闘で迎えた12戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のテイケイグランディに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月10日、中1週で迎えた13戦目は、原口義史騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のグレートタッチに半馬身の差をつけて優勝

9月16日、連闘で迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイガーロマンから1馬身半差の2着に敗北した。

10月9日、中2週で迎えた15戦目は、中島洋三騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズノマイルズから1馬身半差の2着に敗北した。

11月3日、中3週で迎えた16戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた17戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 小雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（2001年）

2月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた18戦目は、椎葉智昭騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 小雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で椎葉智昭騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月28日、連闘で迎えた20戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月12日、中1週で迎えた21戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた22戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古泉悟騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月9日、約5か月の休み明けで迎えた24戦目は、石川浩文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川浩文騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

10月28日、中4週で迎えた26戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は原口義史騎手（1戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたチクシダンディ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

11月18日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原口義史騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のラッキーディップをハナ差振り切って3勝目をゲットした。

12月1日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で原口義史騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で原口義史騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

6歳（2002年）

1月3日、中2週で迎えた30戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で原口義史騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

1月22日、中2週で迎えた31戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で原口義史騎手（6戦2勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

2月9日、中2週で迎えた32戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で原口義史騎手（7戦2勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。