ヒロジャスパー（1993年生、母マリンフアスト）

経歴

デビュー前

新川恵厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1995年）

10月15日、デビュー戦は塩村克己騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

10月22日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

12月3日、中5週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塩村克己騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で塩村克己騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

3歳（1996年）

1月13日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトップペンダントを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って未勝利勝ちを決めた。

8月17日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた6戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた7戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の渡島特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい7着に敗れた。

9月21日、連闘で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

4歳（1997年）

2月15日、約5か月の休養明けで迎えた10戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は安田康彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

6月14日、約4か月の休み明けで迎えた11戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

8月3日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、矢原洋一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は安田康彦騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた15戦目は、清山宏明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

9月13日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で清山宏明騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

9月20日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で清山宏明騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。