マッキーシャンハイ（2000年生、母ラプソディスター）

マッキーシャンハイ（2000年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名」。毛色は鹿毛。種牡馬のシャンハイ（当時11歳）と交配したラプソディスターが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）沖田牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方7戦3勝。主な勝ち鞍は2003年の妙見山特別。

経歴

デビュー前

1歳のとき、沖田牧場から「北海道9月市場サラブレッド1歳」に上場され、北海道馬主会によって315万円で落札された。

富吉誠次厩舎（西脇）へ入厩。

3歳（2003年）

1月9日、デビュー戦は平松徳彦騎手を鞍上に据えて、3歳F4（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は487kg。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のコイノビーナスを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

2月5日、中3週で迎えた2戦目は、3歳F3（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のウェイザストロングに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月19日、中1週で迎えた3戦目は、3歳戦の妙見山特別（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で平松徳彦騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリードエトスに1馬身半の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

3月8日、中1週で迎えた4戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のあざみ賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く15着に敗れた。

3月24日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳地方重賞のスプリングカップ（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は平松徳彦騎手（3戦3勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた6戦目は、3歳地方重賞の園田ダービー（園田ダート1870m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（4戦3勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

5月11日、中4週で迎えた7戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚が冴えず15着に終わった。

7月10日、中8週で迎えた8戦目は、3歳T2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は平松徳彦騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた9戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳T2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。