エクスフラワー（2001年生、母バトンルージュ）

エクスフラワー（2001年3月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋花」。毛色は鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時6歳）と交配したバトンルージュが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は鎌田正嗣。戦績は、中央平地4戦0勝、地方17戦7勝。主な勝ち鞍は2004年の3歳。

経歴

デビュー前

当歳のとき、鎌田正嗣から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、前田繁によって1,050万円で落札された。

井上孝彦厩舎（笠松）へ入厩。

3歳（2004年）

10月29日、デビュー戦は佐藤友則騎手を鞍上に据えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は546kg。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のロックユーに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月2日、連闘で迎えた2戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るクァンタムリープを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月26日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るクァンタムリープを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は7馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

12月16日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤友則騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るピースオブドリームを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は7馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

12月27日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤友則騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のブラウンロックをアタマ差振り切って土付かずの5連勝を決めた。

4歳（2005年）

1月30日、中4週で迎えた6戦目は、一般C32（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤友則騎手（5戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のアタリに5馬身の差をつけて無傷の6連勝を決めた。

2月6日、連闘で迎えた7戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤友則騎手（6戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るミノノオーヒを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて無傷の7連勝を決めた。

3月12日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた8戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。最後はバタバタになってしまい16着に敗れた。

5月1日、中6週で迎えた9戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

6月18日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

7月30日、中5週で迎えた11戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では伸びが劣勢になり18着に終わった。

9月28日、中8週で迎えた12戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2一（園田ダート1230m 曇/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた13戦目は、宍粟市誕生記念一宮温泉まほろばの湯特別（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

10月20日、連闘で迎えた14戦目は、播磨町新聞の父特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた15戦目は、南あわじ市淡路人形特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた16戦目は、馬産地協賛特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。

12月14日、中3週で迎えた17戦目は、兵庫馬事畜産特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中学騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた18戦目は、FMあまがさき82.0賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中学騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

5歳（2006年）

1月11日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で田中学騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上B3二（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で田中学騎手（8戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で田中学騎手（9戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず11着に終わった。