テイエムハエハエ（2009年生、母プリンセスバトル）

テイエムハエハエ（2009年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋速い（鹿児島弁）」。毛色は栗毛。種牡馬のテイエムサンデー（当時13歳）と交配したプリンセスバトルが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は日高テイエム牧場（株）。戦績は、中央平地10戦0勝、地方1戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

木原一良厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

6月18日、デビュー戦は田中健騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は402kg。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

7月16日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中健騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

8月6日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で田中健騎手（2戦0勝）。17頭立ての12番人気で大外17番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

8月13日、連闘で迎えた4戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての10番人気で18番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた5戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず最後はテイエムアバレッケと並んで10着同着となった。

9月25日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は田中健騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では全く伸びず16着に終わった。

11月10日、中6週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた7戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のミヤマキリシマ特別（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスコクラからクビ差の2着に惜敗した。

12月3日、中2週で迎えた8戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。18頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、6着に入り込んだ。

3歳（2012年）

1月14日、中5週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で17番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

6月16日、約5か月の休み明けで迎えた10戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 小雨/稍重）に出走。18頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり16着に終わった。

8月4日、中6週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で大外18番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は一杯になって10着に終わった。