マルヨキングダム（2008年生、母カナディアンアプルーバル）

マルヨキングダム（2008年5月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋王国」。毛色は栗毛。種牡馬のアフリート（当時24歳）と交配したカナディアンアプルーバルが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）大狩部牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方8戦2勝。主な勝ち鞍は2011年の3歳。

経歴

デビュー前

平井雄二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

7月3日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は420kg。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

8月20日、中4週で迎えた3戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず3着に敗れた。

9月10日、中2週で迎えた4戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの秋風ジュニア（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

3歳（2011年）

3月3日、約6か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は尾島徹騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の東北関東大震災復興支援（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のワタシミリョクに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月7日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

4月28日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のベストファッションに5馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

5月9日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾島徹騎手（5戦2勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾島徹騎手（6戦2勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。