シゲルギシサイ（2012年生、母サザンレイスター）

シゲルギシサイ（2012年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋祭名『赤穂義士祭（兵庫）』より」。毛色は鹿毛。種牡馬のファルブラヴ（当時14歳）と交配したサザンレイスターが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）浜口牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方23戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2014年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、浜口牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、森中蕃によって189万円で落札された。

伊藤圭三厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

6月14日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では脚が上がってしまい15着に敗れた。

7月13日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は勢いを失って15着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた3戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた4戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。14着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で原田和真騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。15着に終わった。

9月28日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

10月19日、中2週で迎えた7戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた8戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 雨/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったテイエムクロウサギに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

11月22日、中2週で迎えた9戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエミュレートに7馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月6日、中1週で迎えた10戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた11戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

3歳（2015年）

1月2日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

1月24日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（5戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、3着を確保した。

2月21日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず3着に沈んだ。

3月15日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた16戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

4月4日、中2週で迎えた17戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（7戦1勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

4月25日、中2週で迎えた18戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（8戦1勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり6着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（9戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた20戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山下裕貴騎手（10戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた21戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で山下裕貴騎手（11戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた22戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山下裕貴騎手（12戦1勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

7月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山下裕貴騎手（13戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた24戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で山下裕貴騎手（14戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

8月18日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で山下裕貴騎手（15戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

9月5日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた26戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で山下裕貴騎手（16戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

9月12日、連闘で迎えた27戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で山下裕貴騎手（17戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったキョウエイヒーローに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

10月4日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で山下裕貴騎手（18戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。