モエギノコバン（1997年生、母テツノロマン）

モエギノコバン（1997年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクリエイター（当時11歳）と交配したテツノロマンが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田猛。戦績は、中央平地1戦0勝、地方32戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、岡田猛から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

石本義孝厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1999年）

6月1日、デビュー戦は岡島玉一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月8日、連闘で迎えた2戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月16日、連闘で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月7日、中2週で迎えた4戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のマークオブハートをアタマ差制して初白星を挙げた。

7月20日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米川昇騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で米川昇騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は岡島玉一騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた8戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のユウイチホマレに1馬身の差をつけて制した。

11月24日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦1勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

3歳（2000年）

1月10日、中6週で馬体重を前走から19kg絞って迎えた13戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた14戦目は、三井邦夫騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1700m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた15戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1700m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず11着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた17戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は三井邦夫騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

4月9日、中2週で迎えた18戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三井邦夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

5月4日、中3週で迎えた19戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

5月28日、中2週で迎えた20戦目は、3歳戦の鯱の門特別（佐賀ダート1750m 晴/重）に出走。鞍上は三井邦夫騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた21戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で三井邦夫騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた22戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三井邦夫騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた23戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で三井邦夫騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた24戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で三井邦夫騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた25戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で三井邦夫騎手（8戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

9月3日、中2週で迎えた26戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の青島特別（小倉芝1800m 雨/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に終わった。

9月30日、中3週で迎えた27戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は三井邦夫騎手（9戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三井邦夫騎手（10戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

11月5日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

11月24日、中2週で迎えた30戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

12月3日、連闘で迎えた31戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は川野幸治騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシマロングを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

12月23日、中2週で迎えた32戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

4歳（2001年）

1月8日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。