エイシンルパン（2019年生、母エイシンマカロン）

エイシンルパン（2019年2月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+小説に登場する架空の人名」。毛色は芦毛。種牡馬のエイシンヒカリ（当時8歳）と交配したエイシンマカロンが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は信田牧場。主な勝ち鞍は2022年の3歳以上C3二。

経歴

デビュー前

田中剛厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

7月24日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は458kg。18頭立ての17番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では全く伸びず15着に終わった。

10月17日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた3戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

3歳（2022年）

2月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、永井孝典騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

2月23日、中2週で迎えた5戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

3月15日、中2週で迎えた6戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は永井孝典騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

3月30日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永井孝典騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた8戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永井孝典騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた9戦目は、3歳C1（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で永井孝典騎手（4戦0勝）。5頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、抜け出したシュバルツヴァイスを捕まえ切れず、アタマ差の2着となった。

6月2日、中2週で迎えた10戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で永井孝典騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

6月24日、中2週で迎えた11戦目は、3歳B C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で永井孝典騎手（6戦0勝）。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

11月2日、約4か月半の休み明けで迎えた12戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で永井孝典騎手（7戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るメイショウコウシを途轍もない末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月22日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で永井孝典騎手（8戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に終わった。

12月22日、中3週で迎えた14戦目は、ポインセチア賞（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で永井孝典騎手（9戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

4歳（2023年）

1月10日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で永井孝典騎手（10戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

1月31日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で永井孝典騎手（11戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。