タマエスポワール（2021年生、母タママリア）

タマエスポワール（2021年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のエスポワールシチー（当時16歳）と交配したタママリアが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は本間牧場。主な勝ち鞍は2025年の松原直人バースデー記念(一般C8)。

経歴

デビュー前

相沢郁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

10月29日、デビュー戦は石川裕紀人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー東京（東京ダート1600m 曇/良）に出走。馬体重は506kg。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、4着に入った。

11月25日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦の2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

12月23日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川裕紀人騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

3歳（2024年）

1月7日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川裕紀人騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入った。

2月3日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石川裕紀人騎手（4戦0勝）。15頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、抜け出したペッパーミルを捕まえ切れず、1馬身3/4差の2着となった。

2月18日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石川裕紀人騎手（5戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

5月19日、約3か月の休み明けで迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で石川裕紀人騎手（6戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

6月23日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で石川裕紀人騎手（7戦0勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

8月4日、中5週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は9戦連続で石川裕紀人騎手（8戦0勝）。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場を作れず12着に敗れた。

9月11日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた10戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のいわし雲賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

12月31日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg絞って迎えた11戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、河内一秀記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

4歳（2025年）

1月22日、中2週で馬体重を前走からさらに17kg減らして迎えた12戦目は、望月洵輝騎手を鞍上に迎えて、一般C11 C14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったスーパーバウンディに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

2月4日、中1週で迎えた13戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、カサオク・サンクス賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた14戦目は、松原直人バースデー記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は望月洵輝騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のウインキャロラインに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月7日、中1週で迎えた15戦目は、エリカ特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で望月洵輝騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。