フサイチユニコーン（2005年生、母ビューティフルジェム）

フサイチユニコーン（2005年3月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋伝説上の動物」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時6歳）と交配したビューティフルジェムが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地4戦1勝。主な勝ち鞍は2008年の3歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、関口房朗によって4,200万円で落札された。

国枝栄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

1月20日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて13番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて、最後は2着のジャスミンローズを半馬身振り切って初白星を挙げた。

2月24日、中4週で迎えた2戦目は、3歳500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦1勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

4月26日、中8週で迎えた3戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

9月20日、約5か月の休養明けで迎えた4戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。