セレクティオ（2020年生、母キーポケット）

Selectio

2020.03.30

セレクティオ（2020年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「選別(ラテン語)」。毛色は栗毛。種牡馬のジャスタウェイ（当時11歳）と交配したキーポケットが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は村下農場。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村下農場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、マフィンによって825万円で落札された。

橋口慎介厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

11月27日、デビュー戦は鮫島克駿騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

3歳（2023年）

2月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克駿騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では出色の末脚を繰り出し、3着に入った。

3月19日、中2週で迎えた4戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、アンクルブラックに半馬身交わされて2着に敗北した。

5月6日、中6週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

7月2日、中7週で迎えた6戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/稍重）に出走。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて、最後は2着のタイキクラージュに3馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

10月14日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた8戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 雨/不良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

4歳（2024年）

1月6日、中9週で迎えた9戦目は、4歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた10戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都ダート1900m 曇/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。

3月31日、中9週で迎えた11戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、後続との差を2馬身以上キープして、平均ペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

5月18日、中6週で迎えた12戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。