ハーバードスクエア（2022年生、母パシオンルージュ）

Harvard Square

2022.03.28

ハーバードスクエア（2022年3月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ボストン、ハーバード大のキャンパス内にあるにぎやかな一角」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキズナ（当時12歳）と交配したパシオンルージュが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。

経歴

デビュー前

木村哲也厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

9月21日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。馬体重は412kg。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

11月23日、中8週で迎えた2戦目は、R.ムーア騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3歳（2025年）

2月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では超凡な末脚を発揮し、3着に入った。

4月26日、中9週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上はC.ルメール騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた5戦目は、D.レーン騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のように疾駆したが、抜け出したフェンスブレイカーに半馬身届かず2着に敗北した。

8月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上はC.ルメール騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

8月23日、中2週で迎えた7戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、伸びてきたミッキーソルジャー決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

11月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。