ビッグビート（2009年生、母ストームティグレス）

ビッグビート（2009年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「大きくリズム感のある走りを期待して。雄大な馬体から連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のダイワメジャー（当時8歳）と交配したストームティグレスが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

グリーンファーム愛馬会にて総額2,100万円（10.5万×200口）で一口馬主が募集された。

音無秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

12月11日、デビュー戦は川須栄彦騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。馬体重は562kg。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。

3歳（2012年）

2月12日、中8週で迎えた2戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

3月10日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月1日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、プリュムにクビ差交わされて2着となった。

4月21日、中2週で迎えた5戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩確実に差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のヒシタイフーンを半馬身振り切って未勝利戦を制した。