ルージュラメンテ（2021年生、母ディエンティ）

ルージュラメンテ（2021年1月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+心(西)」。毛色は鹿毛。種牡馬のドゥラメンテ（当時9歳）と交配したディエンティが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は奥山牧場。主な勝ち鞍は2024年の瑠璃ちゃん明日で1歳記念★(一般C1十一)。

経歴

デビュー前

斉藤崇史厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

9月30日、デビュー戦は西村淳也騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

12月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西村淳也騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったバーケンティンに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3歳（2024年）

2月3日、中6週で迎えた3戦目は、A.A.ルメートル騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

4月7日、中8週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は西村淳也騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

6月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村淳也騎手（3戦0勝）。17頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

8月17日、中7週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村淳也騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

2024年8月21日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月21日、中4週で迎えた7戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、瑠璃ちゃん明日で1歳記念★（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエムオーコマチに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月8日、中1週で迎えた8戦目は、金沢競馬プレミアム（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るウインサマースノーを凄まじい末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。