レーヌドコロール（2013年生、母シャルマンレーヌ）

レーヌドコロール（2013年2月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「花冠の女王（仏）。母名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のハービンジャー（当時7歳）と交配したシャルマンレーヌが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地10戦0勝2着1回、地方35戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2018年の一般C2十七。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額1,500万円（3万×500口）で一口馬主が募集された。

角田晃一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

8月15日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（札幌芝1500m 曇/良）に出走。馬体重は490kg。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

10月17日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したウインテンダネスを差し切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3歳（2016年）

2月14日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隼人騎手（2戦0勝）。17頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

4月2日、中6週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（2戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

5月15日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた7戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、5着に終わった。

6月11日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

8月14日、中8週で迎えた9戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着に入った。

8月28日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で城戸義政騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に敗れた。

10月18日、中6週で迎えた11戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、優駿の里「安平町雪だるま」特別（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。

11月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、やきとりの一平特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

11月27日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた13戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、メイドイン盛岡賞（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた14戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、奥州胆沢・ひめかゆスキー場賞（水沢ダート850m 小雪/不良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた15戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、おおつち鯨山トレッキング賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

4歳（2017年）

1月3日、連闘で迎えた16戦目は、初夢賞（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

2月24日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた17戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、べに梅賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた18戦目は、瀬川将輝騎手を鞍上に迎えて、キャピタルステッキ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず16着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた19戦目は、桜月特別（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は秋元耕成騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

4月5日、連闘で迎えた20戦目は、神速賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で秋元耕成騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋元耕成騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

4月28日、連闘で迎えた22戦目は、ハンデ戦の一般C1（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋元耕成騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた23戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1五（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた25戦目は、迅速賞（川崎ダート900m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田凌騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた26戦目は、一般C1六七（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤田凌騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で藤田凌騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた28戦目は、団長ベビーベラ発売記念（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は秋元耕成騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた29戦目は、寺島憂人騎手を鞍上に迎えて、一般C1（浦和ダート800m 曇/重）に出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

8月24日、連闘で迎えた30戦目は、神奈川県営水道カッピー杯（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は藤田凌騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

10月14日、中6週で迎えた31戦目は、オクトーバーカップ（盛岡芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた32戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、レディスヴィクトリーラウンド盛岡第2戦（盛岡芝1600m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた33戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、ノベンバーカップ（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた34戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、ポリアンサ賞（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた35戦目は、クリプトポダ賞（水沢ダート850m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた36戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、ピンクチャーム賞（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

5歳（2018年）

1月3日、中0週で迎えた37戦目は、初夢賞（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

3月21日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から20kg減らして迎えた38戦目は、春の水沢競馬オープニング賞（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた39戦目は、馬と人が創る黄金物語2018（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

4月14日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた40戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、一般C2十九（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

4月21日、連闘で迎えた41戦目は、一般C2十八（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、ワイエスダッシュにハナ差交わされて2着となった。

4月28日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた42戦目は、一般C2十九（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩本怜騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

5月12日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた43戦目は、一般C2十七（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩本怜騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクレセントロールに8馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月26日、中1週で迎えた44戦目は、未知の駒会メンバーズカップ（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩本怜騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて4着に敗れた。

6月23日、中3週で迎えた45戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩本怜騎手（5戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。