エビスガーネット（1997年生、母ヒダカツクイン）

エビスガーネット（1997年5月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のグルームダンサー（当時13歳）と交配したヒダカツクインが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は川上悦夫。戦績は、中央平地15戦0勝、中央障害2戦0勝、地方9戦0勝。2000年の弥生特別で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1999年）

6月13日、デビュー戦は岩部純二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

7月24日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩部純二騎手（3戦0勝）。5頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

9月11日、中6週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 小雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で岩部純二騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で岩部純二騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

3歳（2000年）

1月5日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で穂苅寿彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では全く伸びず10着に終わった。

1月26日、中0週で迎えた9戦目は、3歳戦のマルチバトル特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で穂苅寿彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

1月31日、連闘で迎えた10戦目は、3歳オープンの睦月特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で穂苅寿彦騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月20日、中6週で迎えた11戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの弥生特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月5日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の’00ベストステッキ特別（2）（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた13戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

5月3日、中0週で迎えた14戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のゴールデンシリーズ第2戦（新潟(地)ダート1000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のフレンドリートロフィー（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた16戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず15着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた17戦目は、3歳戦のあじさい特別（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は穂苅寿彦騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月29日、連闘で迎えた18戦目は、3歳オープンのジュン特別（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で穂苅寿彦騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。4着を確保した。

8月27日、中7週で迎えた19戦目は、野崎孝仁騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい13着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた20戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で野崎孝仁騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた21戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1700m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

10月9日、連闘で迎えた22戦目は、3歳戦のフレンドリートロフィー（盛岡ダート1600m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は穂苅寿彦騎手（6戦0勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

11月5日、中3週で迎えた23戦目は、4歳未勝利（福島芝1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は野崎孝仁騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

11月11日、連闘で迎えた24戦目は、4歳未勝利（福島芝1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で野崎孝仁騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

4歳（2001年）

4月1日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた25戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は穂苅寿彦騎手（7戦0勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。13着に終わった。

4月29日、中3週で迎えた26戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で穂苅寿彦騎手（8戦0勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。