プリオールステージ（1996年生、母イーニークイン）

プリオールステージ（1996年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のハイブリツジスルー（当時12歳）と交配したイーニークインが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は高橋耀代。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回、地方14戦1勝。主な勝ち鞍は1999年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

中野栄治厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1998年）

9月13日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は444kg。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。

3歳（1999年）

1月16日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

4月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったランドアバロンに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

4月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/不良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るニシノエルハーブを豪脚でクビ差だけ差し切って未勝利戦を制した。

5月16日、中2週で迎えた6戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた7戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京芝2000m 曇/良）に出走。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

12月1日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた8戦目は、玉井智光騎手を鞍上に迎えて、ディセンバースター賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4歳（2000年）

4月8日、約4か月半の休養明けで迎えた9戦目は、菊池憲太騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず12着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菊池憲太騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

6月1日、中4週で迎えた11戦目は、マルチグレート特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊池憲太騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

6月10日、連闘で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（東京芝1600m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で菊池憲太騎手（3戦0勝）。17頭立ての16番人気で16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず16着に終わった。

11月18日、約5か月半の休み明けで迎えた13戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般B2（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着に入った。

12月4日、中1週で迎えた14戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般B2（水沢ダート1400m 小雪/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた15戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた16戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（2001年）

1月7日、連闘で迎えた17戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月23日、約3か月半の休養明けで迎えた18戦目は、五葉山賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。4着を確保した。

5月4日、中1週で迎えた19戦目は、石桜杯（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で陶文峰騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた20戦目は、一般B1（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で陶文峰騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月3日、中1週で迎えた21戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、一般B1（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月18日、中1週で迎えた22戦目は、ジューンカップ（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた23戦目は、一般B1（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は草地保隆騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のノーストライに2馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

12月19日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた24戦目は、一般B1（水沢ダート1800m 小雪/重）に出走。鞍上は陶文峰騎手（8戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。