スプリングノヴァ（2021年生、母ブランカ）

Spring Nova

2021.04.01

スプリングノヴァ（2021年4月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母母名の一部+新星」。毛色は鹿毛。種牡馬のCalifornia Chrome（当時10歳）と交配したブランカが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は服部 牧場。主な勝ち鞍は2023年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、服部牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、橋本浩によって616万円で落札された。

鮫島一歩厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

9月2日、デビュー戦は亀田温心騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1500m 晴/稍重）に出走。馬体重は394kg。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のアスロスに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月1日、中3週で迎えた2戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳1勝クラスのサフラン賞（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では徐々に前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のステレンボッシュをハナ差振り切って勝利を手中に収めた。

12月10日、中9週で迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳G1の阪神ジュベナイルフィリーズ（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。18頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

3歳（2024年）

3月10日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのアネモネステークス（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では速い脚を使えず11着に終わった。