ツルノヒトコエ（2000年生、母ゴッドフラワー）

Tsuruno Hitokoe

2000.03.20

ツルノヒトコエ（2000年3月20日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時13歳）と交配したゴッドフラワーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は加藤牧場。戦績は、地方15戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の3歳。

経歴

デビュー前

山崎尋美厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2002年）

10月25日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 晴/重）に出走。馬体重は455kg。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややスローペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったラブリークーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

11月14日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

3歳（2003年）

3月28日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、野崎武司騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったシャンハイスターを3/4馬身捉え切れず2着となった。

4月14日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のサングレイドをハナ差振り切って初白星を挙げた。

5月23日、中5週で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は野崎武司騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のスズランファーストに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月15日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の水芭蕉特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で野崎武司騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の合歓特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で野崎武司騎手（3戦1勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の夾竹桃特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（3戦1勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

12月17日、約5か月の休み明けで迎えた9戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

4歳（2004年）

1月3日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2七八（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

2月5日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた11戦目は、稲子善行騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

2月26日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で稲子善行騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

3月30日、中4週で迎えた13戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

4月30日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2七八（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた15戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。