ロアリングフレイム（2022年生、母チャンピオンダイヤ）

ロアリングフレイム（2022年4月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「紅蓮の炎」。毛色は栗毛。種牡馬のオーヴァルエース（当時6歳）と交配したチャンピオンダイヤが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は宝寄山拓樹。主な勝ち鞍は2025年のグランシャリオドリーム66(一般C12 C21)。

経歴

デビュー前

稲垣幸雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2025年）

2月23日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったメルシージュテームにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

5月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したブリックンクリックにクビ差届かず2着に甘んじた。

5月31日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

8月10日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

9月2日、中2週で迎えた5戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、コスモス特別（門別ダート1000m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るニシケンカバルを自慢の末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

10月1日、中3週で迎えた6戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、グランシャリオドリーム66（門別ダート1200m 曇/重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のオフビートに1馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

10月16日、中1週で迎えた7戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、グランシャリオドリーム73（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた8戦目は、宮内勇樹騎手を鞍上に迎えて、コルチカム特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、スペルビアに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

11月13日、中1週で迎えた9戦目は、来年も応援ホッカイドウ競馬特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮内勇樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。