エターナルシチー（2007年生、母チェリールーラー）

エターナルシチー（2007年5月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「永遠＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のニューイングランド（当時10歳）と交配したチェリールーラーが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）森牧場。戦績は、中央平地6戦0勝2着3回、地方3戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、森牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって399万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、友駿ホースクラブによって336万円で落札された。

友駿ホースクラブ愛馬会にてで一口馬主が募集された。

村山明厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

3月7日、デビュー戦は武幸四郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝2000m 小雨/稍重）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したネオポラリスを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

3月27日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（1戦0勝）。17頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず11着に敗れた。

5月9日、中5週で迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、勝ったマイネルネオハートに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7月17日、中9週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したブラボージャングルにハナ差届かず2着に甘んじた。

8月1日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（3戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

8月29日、中3週で迎えた6戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2600m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

4歳（2011年）

5月26日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、日本ライン特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

6月16日、中2週で迎えた8戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般B4（笠松ダート1600m 雨/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた9戦目は、一般B4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は勢いを失って10着に敗れた。