ワカクサバージ（1985年生、母クリスタルバージ）

Wakakusa Berge

1985.04.28

ワカクサバージ（1985年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスイフトスワロー（当時8歳）と交配したクリスタルバージが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道中川郡幕別町、生産者は幕別牧場。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

中尾銑治厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

1月31日、デビュー戦は大西直宏騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

2月14日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、抜け出したブレンニューマンにクビ差届かず2着に惜敗した。

2月28日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大西直宏騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

3月20日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で大西直宏騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦し、3着に入った。

4月3日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大西直宏騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

5月21日、中6週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で大西直宏騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は力尽きて15着に敗れた。

6月12日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で大西直宏騎手（6戦0勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。