キタノサーペン（1988年生、母ジーニヤスマンナ）

経歴

デビュー前

2歳（1990年）

8月19日、デビュー戦は原昌久騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原昌久騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、アトラクティヴに半馬身交わされて2着に敗北した。

9月23日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で原昌久騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

11月10日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、菅原泰夫騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったリュウセイハグロに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

11月24日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原泰夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばしてすんなりと抜け出し、最後は2着のモネロンスキーに3馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

12月9日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原泰夫騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい7着に敗れた。

3歳（1991年）

1月7日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳オープンのフローラステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は原昌久騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着を確保した。

2月2日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、4歳500万下のあすなろ賞（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で原昌久騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。

3月2日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた9戦目は、牝馬限定4歳500万下の桃花賞（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で原昌久騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

3月16日、中1週で迎えた10戦目は、4歳500万下（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で原昌久騎手（6戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた11戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で原昌久騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた12戦目は、4歳500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で原昌久騎手（8戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

4歳（1992年）

4月26日、約12か月の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた13戦目は、小迫次男騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は原昌久騎手（9戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

5月30日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で原昌久騎手（10戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のクインセスルビーに3馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

7月5日、中4週で迎えた16戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下の尾瀬特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で原昌久騎手（11戦1勝）。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下の咲花特別（新潟ダート1700m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で原昌久騎手（12戦1勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下の鳥海山特別（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で原昌久騎手（13戦1勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく9着に終わった。

5歳（1993年）

1月16日、約5か月半の休養明けで迎えた19戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で原昌久騎手（14戦1勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず9着に敗れた。

2月6日、中2週で迎えた20戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は小迫次男騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた21戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小迫次男騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に敗れた。

3月6日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。