センティーレ（2002年生、母ルビーベイビー）
Sentire
2002.01.31
センティーレ（2002年1月31日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「感じる（伊）」。毛色は青毛。種牡馬のフジキセキ（当時10歳）と交配したルビーベイビーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地26戦1勝2着3回、中央障害9戦0勝、地方4戦0勝。主な勝ち鞍は2005年の3歳未勝利。
経歴
デビュー前
当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、藤田孟司によって2,415万円で落札された。
太宰義人厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2004年）
7月11日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。
9月19日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、4着に終わった。
10月9日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。
10月23日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で太宰啓介騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、マルカジークに交わされて1馬身半差の2着となった。
11月21日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で太宰啓介騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったレテに詰め切れず、3馬身差の2着となった。
12月4日、中1週で迎えた6戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。
3歳（2005年）
1月5日、中4週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（5戦0勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では印象的な伸び脚で猛進したが、アドマイヤヒラリーに交わされて3馬身半差の2着となった。
1月22日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（6戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のリキアイリンカーンをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。
4月30日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（7戦1勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。
5月22日、中2週で迎えた10戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で太宰啓介騎手（8戦1勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。
6月5日、中1週で迎えた11戦目は、3歳500万下のこでまり賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で太宰啓介騎手（9戦1勝）。18頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。
10月9日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で太宰啓介騎手（10戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。
10月30日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で太宰啓介騎手（11戦1勝）。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。
12月7日、中4週で迎えた14戦目は、千種川特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で太宰啓介騎手（12戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。
4歳（2006年）
1月14日、中4週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で太宰啓介騎手（13戦1勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。
1月29日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で太宰啓介騎手（14戦1勝）。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。
3月1日、中3週で迎えた17戦目は、市川特別（姫路ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で太宰啓介騎手（15戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に終わった。
3月27日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた18戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、アクアマリンスター賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。
4月26日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた19戦目は、猪名川特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（16戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。
5月6日、中0週で迎えた20戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（17戦1勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。
7月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた21戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
8月12日、中2週で迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月27日、中1週で迎えた23戦目は、白坂聡騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月23日、中3週で迎えた24戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で白坂聡騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。6着に終わった。
10月14日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。
5歳（2007年）
2月11日、約4か月の休養明けで迎えた26戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（18戦1勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。
3月11日、中3週で迎えた27戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（19戦1勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではキレのある末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。
3月24日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（20戦1勝）。15頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
4月22日、中3週で迎えた29戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（福島ダート1150m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で太宰啓介騎手（21戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。
5月12日、中2週で迎えた30戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。
6月23日、中5週で迎えた31戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（22戦1勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。
8月26日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた32戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。
9月30日、中4週で馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた33戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 小雨）に出走。鞍上は白坂聡騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。4着を確保した。
12月1日、中8週で迎えた34戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で白坂聡騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に入った。
12月15日、中1週で迎えた35戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は林満明騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。
6歳（2008年）
3月2日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた36戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は白坂聡騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。13着に終わった。
3月8日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた37戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮し、4着に入り込んだ。
3月29日、中2週で迎えた38戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。
5月4日、中4週で迎えた39戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。