ブルベアボア（2014年生、母シゲルカカオ）

ブルベアボア（2014年5月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋猪（Ｗｉｌｄ　Ｂｏａｒ）より」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングズベスト（当時17歳）と交配したシゲルカカオが6歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）王蔵牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方14戦2勝。主な勝ち鞍は2018年の4歳以上C2-7。

経歴

デビュー前

大橋勇樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

8月27日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。

9月25日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には食い込めず13着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず10着に敗れた。

11月5日、中2週で迎えた4戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打ち、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた5戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で荻野極騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。

12月24日、中2週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で荻野極騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

3歳（2017年）

1月21日、中3週で迎えた8戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に敗れた。

5月27日、約4か月の休み明けで迎えた9戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた10戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

10月15日、約4か月の休養明けで迎えた11戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた13戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた14戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

12月5日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた15戦目は、3歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

12月24日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた16戦目は、3歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

4歳（2018年）

1月5日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

1月13日、連闘で迎えた18戦目は、寒九賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 雪/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のウインミネットに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月31日、中3週で迎えた22戦目は、ウマ娘ヒット祈願レース!（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて、最後は2着のフェザーリングをハナ差振り切って人気に違わぬ実力を証明した。

5月13日、中3週で迎えた24戦目は、エフエム佐賀ツアー杯（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。