ホーエイドン（1995年生、母イナリトウザイ）

ホーエイドン（1995年3月7日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のホーエイヒロボーイ（当時10歳）と交配したイナリトウザイが25歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は真歌伊藤牧場。戦績は、地方11戦9勝。1998年のアラブダービー(アラ系4歳)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

柳江俊明厩舎（笠松）へ入厩。

3歳（1998年）

1月1日、デビュー戦は安藤光彰騎手を鞍上に据えて、アラ系4歳（笠松ダート800m 曇/重）に出走。馬体重は546kg。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のニシデンエミーナに約17馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

1月27日、中3週で迎えた2戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のクラストロカエースに5馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

2月9日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安藤光彰騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のトキワヒーローに2馬身半の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

3月12日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤光彰騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヘネシーオリオンに1馬身半の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

3月30日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系4歳（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で安藤光彰騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターレビンオーをクビ差制して土付かずの5連勝を決めた。

4月15日、中1週で迎えた6戦目は、原口次夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A6（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のホームランオーをアタマ差制して無傷の6連勝を決めた。

5月13日、中3週で迎えた7戦目は、3歳オープンのアラブダービー（笠松ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（5戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

5月27日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、3歳ハンデ戦の全日本アラブ優駿（園田ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（6戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月6日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から68kg戻して迎えた9戦目は、アラ系一般C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤光彰騎手（7戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るホームランオーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて久方ぶりの一戦を制した。

11月22日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系一般C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤光彰騎手（8戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るオグリサミットを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて8勝目を挙げた。

12月13日、中2週で迎えた11戦目は、アラ系一般C2 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安藤光彰騎手（9戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るホームランオーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて優勝