アースシェイカー（2006年生、母キセキクイン）

アースシェイカー（2006年5月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時9歳）と交配したキセキクインが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は（有）新井牧場。戦績は、地方29戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2010年のりょうけん座特別(一般C1三)。

経歴

デビュー前

鷹見浩厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2009年）

1月23日、デビュー戦は達城龍次騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は459kg。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。

2月20日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ミホユニヴァースにクビ差交わされて2着となった。

3月26日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で達城龍次騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、グレイスレイラにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月8日、中1週で迎えた4戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

4月24日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は達城龍次騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま全身全霊の粘りで持ち堪えて、最後は2着のティーケーキセキに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月10日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（4戦1勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

10月21日、約5か月半の休み明けで迎えた7戦目は、一般C2九十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で達城龍次騎手（5戦1勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

12月2日、中5週で迎えた8戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で達城龍次騎手（6戦1勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るピサノロダンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月31日、中3週で迎えた9戦目は、ジルベスター特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で達城龍次騎手（7戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

4歳（2010年）

1月21日、中2週で迎えた10戦目は、雪晴特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で達城龍次騎手（8戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のナイキスターゲイザをクビ差振り切って3勝目をつかんだ。

2月16日、中3週で迎えた11戦目は、一般C1四五（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で達城龍次騎手（9戦3勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

3月16日、中3週で迎えた12戦目は、一般C1六七（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で達城龍次騎手（10戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るヤマジュンプレオネを鮮やかな末脚で3/4馬身差し切って勝利を手中に収めた。

4月5日、中2週で迎えた13戦目は、りょうけん座特別（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で達城龍次騎手（11戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の力で粘り込んで、最後は2着のイイデソユーズに1馬身1/4の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月26日、中2週で迎えた14戦目は、芝桜特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で達城龍次騎手（12戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に敗れた。

8月16日、約3か月半の休養明けで迎えた15戦目は、3歳以上B3四 C1四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で達城龍次騎手（13戦5勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月14日、中3週で迎えた16戦目は、一般B3四 C1四（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で達城龍次騎手（14戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

10月5日、中2週で迎えた17戦目は、ハーベストムーン賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で達城龍次騎手（15戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた18戦目は、カノープス賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で達城龍次騎手（16戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで敢闘したが、勝ったキリバスターにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

11月30日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、トパーズ賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で達城龍次騎手（17戦5勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月31日、中3週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた20戦目は、カウントダウン2011賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で達城龍次騎手（18戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

5歳（2011年）

5月12日、約4か月半の休養明けで迎えた21戦目は、一般B3四五（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は17戦連続で達城龍次騎手（19戦5勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は勢いを失って11着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた22戦目は、一般B3四（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で達城龍次騎手（20戦5勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず11着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた23戦目は、一般B3四（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で達城龍次騎手（21戦5勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

6歳（2012年）

7月13日、約13か月半の休養明けで迎えた24戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、納涼特別（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた25戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、夏祭り特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた26戦目は、ほうおう座特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

9月21日、中4週で迎えた27戦目は、横川怜央騎手を鞍上に迎えて、花野特別（大井ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したカイエンを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

10月3日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は和田譲治騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

10月24日、中2週で迎えた29戦目は、一般C1七八（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。