ロードスパイダー（2016年生、母カブリオレ）

ロードスパイダー（2016年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋オープンカーの呼称」。毛色は鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時8歳）と交配したカブリオレが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は株式会社ミリオンファーム。主な勝ち鞍は2019年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ミリオンファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ケイアイファームによって993.6万円で落札された。

ロードサラブレッドオーナーズにて総額1,620万円（3.24万×500口）で一口馬主が募集された。

安田翔伍厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

8月5日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。17頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

8月26日、中2週で迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。前に出て、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、ラミエルに交わされて2馬身差の2着となった。

3歳（2019年）

5月19日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

6月9日、中2週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のウェーブクリスタルをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

9月15日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。

12月15日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず12着に敗れた。

4歳（2020年）

9月26日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg絞って迎えた7戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は脚勢が鈍り17着に終わった。

2020年9月30日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。