アウトストラーダ（2018年生、母フィエラメンテ）

アウトストラーダ（2018年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「イタリアにある高速道路名」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャスタウェイ（当時9歳）と交配したフィエラメンテが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2022年の一般B5 C3。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額2,500万円（5万×500口）で一口馬主が募集された。

高橋文雅厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

8月23日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に沈んだ。

12月6日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、伸びてきたコウジクン決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

12月26日、中2週で迎えた3戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

3歳（2021年）

3月6日、中9週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は丸山元気騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

5月15日、中9週で迎えた5戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

7月17日、中8週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は丸山元気騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

8月22日、中4週で迎えた7戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

11月29日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、馬い!はつうみ卵はサンサンエッグ記念（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4歳（2022年）

1月13日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、粒すけ賞（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

2月17日、中4週で迎えた11戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、立ち呑みとーど亀戸店オープン5周年記念（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

3月23日、中4週で迎えた12戦目は、デルフィニウム2200（船橋ダート2200m 曇/不良）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

4月15日、中2週で迎えた13戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、ヘリコプター賞（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた14戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、みどりの日賞（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

6月17日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、一般B5 C3（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた16戦目は、一般B5 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のタッチウェーブに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月13日、中1週で迎えた17戦目は、恵那山特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺竜也騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったシンゼンミラクルに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

8月12日、中3週で迎えた18戦目は、アホロートル安田遥香来場記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺竜也騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた19戦目は、とんえみ泥酔夫妻爆誕記念（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺竜也騎手（4戦1勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず3着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた20戦目は、一般B3（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺竜也騎手（5戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のトレンチタウンに2馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

9月21日、中1週で迎えた21戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、オータムアタック（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

10月17日、中3週で迎えた22戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、アンドロメダ特別（笠松ダート1600m 雨/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のウインエイムハイをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

11月2日、中1週で迎えた23戦目は、菊人形賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦1勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

デビュー前

シルクホースクラブにて総額2,500万円（5万×500口）で一口馬主が募集された。

笹野博司厩舎（笠松）へ入厩。

11月17日、デビュー戦は丸野勝虎騎手を鞍上に据えて、錦秋賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての5番ゲートからスタート。出走取消となった。

5歳（2023年）

2月9日、約3か月半の休養明けで迎えた24戦目は、明日は笠松けいば金曜日ライブ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦1勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた25戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、一般A6（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた26戦目は、愛知・岐阜・三重の酪農応援賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で保園翔也騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた27戦目は、ありがとう、笠松（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（6戦2勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた28戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般B5（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた29戦目は、一般B3（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた30戦目は、コラボポストカード配布記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（2戦0勝）。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい3着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた31戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、一般B5（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた32戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、一般B4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた33戦目は、一般B3（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた34戦目は、B級サバイバル（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた35戦目は、斎藤勤続10年記念（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた36戦目は、笠松けいば金曜日ライブ配信中（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で塚本征吾騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた37戦目は、一般B6（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で塚本征吾騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

デビュー前

シルクホースクラブにて総額2,500万円（5万×500口）で一口馬主が募集された。

藤田正治厩舎（笠松）へ入厩。

8月17日、デビュー戦は塚本征吾騎手を鞍上に据えて、一般B6（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての4番ゲートからスタート。出走取消となった。

デビュー前

シルクホースクラブにて総額2,500万円（5万×500口）で一口馬主が募集された。

藤田正治厩舎（笠松）へ入厩。

10月11日、デビュー戦は小沢大仁騎手を鞍上に据えて、ヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンド笠松第1戦（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番ゲートからスタート。出走取消となった。