トロントロン（2013年生、母テンザンアモーレ）

トロントロン（2013年4月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「宮崎県川南町にある地名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時15歳）と交配したテンザンアモーレが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）藤原牧場。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

千田輝彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

9月5日、デビュー戦は杉原誠人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

3歳（2016年）

5月8日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。17頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

6月18日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で竹之下智昭騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、5着を確保した。

7月24日、中4週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹之下智昭騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、フジワンエンジェルに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

8月13日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹之下智昭騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。