プロディヒオ（2001年生、母ラスメニナス）

プロディヒオ（2001年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「驚異、奇跡。ラスメニナス（名画）に送られた称賛の言葉（西）」。毛色は鹿毛。種牡馬のサザンヘイロー（当時18歳）と交配したラスメニナスが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方4戦1勝。主な勝ち鞍は2005年の4歳以上C1。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、臼田浩義によって8,925万円で落札された。

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

7月20日、デビュー戦は左海誠二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は512kg。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

3歳（2004年）

2月19日、約7か月の休み明けで迎えた2戦目は、R.ヒューズ騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の諭鶴羽山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた3戦目は、A.スボリッチ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

6月20日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

9月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい11着に敗れた。

4歳（2005年）

3月13日、約6か月の休み明けで迎えた6戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシルクメイジャーに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月28日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月29日、中8週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた8戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。競走中止となった。