フェニックスリーチ（2000年生、母Carroll’s Canyon）

フェニックスリーチ（2000年3月5日）は、アイルランドで生まれた競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のAlhaarth（当時7歳）と交配したCarroll's Canyonが12歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、海外15戦5勝。2005年のドバイシーマクラシック(唖・G1)に勝利した他、2004年の香港ヴァーズ(香・G1)を制するなどの活躍をした。

経歴

2歳（2002年）

6月27日、9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったNorse Dancerからアタマ差の2着となった。

3歳（2003年）

7月3日、M.ドワイヤー騎手を鞍上に迎えて、14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のArrestingに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

7月29日、D.ホランド騎手を鞍上に迎えて、重賞競走への出走は初となった。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のHigh Accolade Iを短アタマ差制して重賞初挑戦初制覇を達成した。

9月13日、3歳G1のセントレジャーステークス（イギリス・ドンカスター芝2922m）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続でD.ホランド騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に入った。

10月19日、G1のカナディアン国際（カナダ・ウッドバインオールウェザー2414m）に出走。鞍上はM.ドワイヤー騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のMacawに3/4馬身の差をつけて初のG1タイトルをゲットした。

4歳（2004年）

6月16日、G1のプリンスオブウェールズステークス（イギリス・アスコット芝2004m）に出走。鞍上はD.ホランド騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月4日、G1のサンクルー大賞（フランス・サン＝クルー芝2400m）に出走。鞍上はM.ドワイヤー騎手（2戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月24日、G1のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス（イギリス・アスコット芝2406m）に出走。鞍上は2戦連続でM.ドワイヤー騎手（3戦2勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月28日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続でM.ドワイヤー騎手（4戦2勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

12月12日、G1の香港ヴァーズ（香港・シャティン芝2400m）に出走。鞍上は4戦連続でM.ドワイヤー騎手（5戦2勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のSights on Goldに半馬身の差をつけて2つ目のG1タイトルを奪取した。

5歳（2005年）

3月26日、G1のドバイシーマクラシック（アラブ首長国連邦・ナド・アル・シバ芝2400m）に出走。鞍上は5戦連続でM.ドワイヤー騎手（6戦3勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のRazkallaに2馬身の差をつけて3つ目のG1タイトルを奪取した。

4月24日、G1のクイーンエリザベス2世カップ（香港・シャティン芝2000m）に出走。鞍上は6戦連続でM.ドワイヤー騎手（7戦4勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月15日、G1のシンガポールエアラインズ国際カップ（シンガポール・クランジ芝2000m）に出走。鞍上は7戦連続でM.ドワイヤー騎手（8戦4勝）。15頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったMummifyから3/4馬身差の2着に敗北した。

7月23日、G1のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス（イギリス・ニューベリー芝2419m）に出走。鞍上は8戦連続でM.ドワイヤー騎手（9戦4勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

6歳（2006年）

8月12日、G1のアーリントンミリオン（アメリカ合衆国・アーリントンパークオールウェザー2012m）に出走。鞍上は9戦連続でM.ドワイヤー騎手（10戦4勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月15日、G3のアークトライアル（イギリス・ニューベリー芝2217m）に出走。鞍上は10戦連続でM.ドワイヤー騎手（11戦4勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。