カネトシセレブッコ（2004年生、母シアトルスズラン）

カネトシセレブッコ（2004年4月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋上級な子」。毛色は鹿毛。種牡馬のタバスコキャット（当時13歳）と交配したシアトルスズランが6歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）小島牧場。戦績は、中央平地15戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小島牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、小島牧場から「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

橋本寿正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

7月16日、デビュー戦は角田晃一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず14着に終わった。

8月13日、中3週で迎えた2戦目は、生野賢一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

9月17日、中4週で迎えた3戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

10月14日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田村太雅騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田村太雅騎手（2戦0勝）。17頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1600m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で田村太雅騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた7戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は田村太雅騎手（4戦0勝）。18頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい16着に終わった。

3歳（2007年）

1月28日、中5週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田村太雅騎手（5戦0勝）。15頭立ての14番人気で16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

3月11日、中5週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は橋本美純騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着を確保した。

3月24日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

4月8日、中1週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本美純騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた13戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、5着を確保した。

5月19日、中3週で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

6月3日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。