ヴリトラハン（2022年生、母クラリスピンク）

Vrtrahan

2022.04.18

ヴリトラハン（2022年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ヒンドゥー教の雷神インドラの異名」。毛色は鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時14歳）と交配したクラリスピンクが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

千田輝彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

7月21日、デビュー戦は団野大成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

9月22日、中8週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で団野大成騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

12月22日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての17番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は垂れてしまい18着に終わった。

3歳（2025年）

3月29日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、高杉吏麒騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では息の長い末脚を披露し、4着に入り込んだ。

4月19日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高杉吏麒騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るララアヴリルを上がり3位タイの末脚でアタマ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

6月1日、中5週で迎えた6戦目は、3歳1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高杉吏麒騎手（2戦1勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したソリスクラヴィスにアタマ差届かず2着となった。

6月22日、中2週で迎えた7戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始11番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

10月13日、約4か月の休養明けで迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1200m 晴/良）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は高杉吏麒騎手（3戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた9戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鬼脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のモズケイスターに1馬身の差をつけて2勝目を収める