ハマノマーキュリー（2012年生、母キャッチアップ）

ハマノマーキュリー（2012年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋水星、ローマ神話の商業の神」。毛色は栗毛。種牡馬のデュランダル（当時13歳）と交配したキャッチアップが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は山岡ファーム。戦績は、中央平地9戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山岡ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、山岡ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、HBCompanyによって157.5万円で落札された。2歳のとき、高橋ファームから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、濱井弘至によって702万円で落札された。

服部利之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

8月17日、デビュー戦は和田翼騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は420kg。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月7日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で和田翼騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず8着に敗れた。

10月4日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田翼騎手（2戦0勝）。18頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず13着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた4戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた5戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

3歳（2015年）

5月23日、約6か月半の休み明けで迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田祥嗣騎手（2戦0勝）。18頭立ての17番人気で16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい17着に終わった。

6月25日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦の三熊山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で岡田祥嗣騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

7月25日、中3週で迎えた9戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

9月5日、中5週で迎えた10戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての18番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず17着に終わった。