エーシンスピニング（2009年生、母シャドロンガール）

エーシンスピニング（2009年4月21日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋速く走ること、幸運が続くこと。母父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時9歳）と交配したシャドロンガールが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は本巣敦。戦績は、中央平地4戦0勝、地方7戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、本巣敦から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

松永昌博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

4月14日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は432kg。17頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

5月20日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

6月30日、中5週で迎えた4戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず13着に終わった。

8月1日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、一般C4-6（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

8月15日、中1週で迎えた6戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた7戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた8戦目は、里平大滝賞（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた9戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、洞爺湖有珠山ジオパーク賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したピューマティックを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

10月10日、中1週で迎えた10戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、神威岳賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい5着に敗れた。