センゴクブショウ（2022年生、母サクラベル）

センゴクブショウ（2022年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のバンブーエール（当時19歳）と交配したサクラベルが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は谷岡スタット。2025年の笠松若駒杯に勝利した他、2024年のネクストスター笠松で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

笹野博司厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2024年）

5月24日、デビュー戦は渡辺竜也騎手を鞍上に据えて、2歳（笠松ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は478kg。4頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシャドウビーチに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月2日、中9週で迎えた2戦目は、2歳戦の小紋特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（1戦1勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く3着に敗れた。

8月29日、中3週で迎えた3戦目は、2歳オープンの秋風ジュニア（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺竜也騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったメイプルギンにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

9月23日、中3週で迎えた4戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのジュニアクラウン（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、スターサンドビーチに交わされて2馬身半差の2着となった。

10月24日、中3週で迎えた5戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのネクストスター笠松（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったブリスタイムに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

11月19日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦の小町娘特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（3戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のダットデアに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

12月13日、中2週で迎えた7戦目は、2歳オープンのジュニアキング（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

3歳（2025年）

1月9日、中3週で迎えた8戦目は、3歳オープンの笠松若駒杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のゴーゴーバースデイに3馬身の差をつけて制した。

2月4日、中3週で迎えた9戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのゴールドジュニア（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

3月6日、中3週で迎えた10戦目は、望月洵輝騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのジュニアグローリー（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月1日、中3週で迎えた11戦目は、3歳オープンのネクストスター中日本（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（5戦3勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に敗れた。

4月16日、中1週で迎えた12戦目は、3歳オープンの笠松プリンシパルカップ（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は望月洵輝騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

5月15日、中3週で迎えた13戦目は、オグリキャップ生誕40周年記念（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のジュエルプリンスに3馬身の差をつけて優勝

6月12日、中3週で迎えた14戦目は、3歳オープンのぎふ清流カップ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（2戦1勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

7月13日、中3週で迎えた15戦目は、3歳戦の兼六園スプリント（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

8月11日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた16戦目は、3歳オープンの岐阜金賞（笠松ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で塚本征吾騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた17戦目は、一般B3（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（6戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るブルーチースを別次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて断然人気に応えた。

9月25日、中3週で迎えた18戦目は、3歳オープンの笠松オーナーズカップ（笠松ダート1400m 曇/良）に58kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（7戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた19戦目は、一文字菊特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺竜也騎手（8戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のインヴェスターに2馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

10月22日、中1週で迎えた20戦目は、ケフェウス座特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺竜也騎手（9戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、セイエクシードに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

11月5日、中1週で迎えた21戦目は、ヤマモミジ特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺竜也騎手（10戦5勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。