ナツミカン（2021年生、母ナツ）

Natsumikan

2021.04.11

ナツミカン（2021年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時18歳）と交配したナツが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は富塚ファーム。主な勝ち鞍は2025年の一般C3一二。

経歴

デビュー前

中道啓二厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2023年）

11月17日、デビュー戦は藤本現暉騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は439kg。5頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

3歳（2024年）

7月8日、約8か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したシャッダンコナーを差し切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

7月29日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤本現暉騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

4歳（2025年）

4月15日、約8か月半の休養明けで迎えた4戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（大井ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた5戦目は、一般C3四五（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では出色の末脚を繰り出したが、4着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた6戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉井章騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したケイリュウオーにアタマ差届かず2着に甘んじた。

6月13日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉井章騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に敗れた。

7月4日、中2週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた8戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井章騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るウーロンを鮮やかな末脚でハナ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。