ルグランシェクル（2013年生、母バラベルサイユ）

ルグランシェクル（2013年3月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「大世紀と謳われたルイ十四世の治世」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のパイロ（当時8歳）と交配したバラベルサイユが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は木村牧場。戦績は、中央平地11戦1勝2着2回、中央障害8戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2016年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、木村牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって669.6万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、藤田岳彦によって1,458万円で落札された。

斎藤誠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

7月4日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1150m 曇/良）に出走。馬体重は434kg。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず16着に敗れた。

8月16日、中5週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したグレートヒットを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

8月30日、中1週で迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 小雨/不良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

10月18日、中6週で迎えた4戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

12月26日、中7週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取り、非常に速いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、シェアードに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

3歳（2016年）

1月9日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（3戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のリバティークイーンを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

3月6日、中7週で迎えた8戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

3月27日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた9戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

6月8日、中9週で迎えた10戦目は、アーバンステージ水無月賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（4戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚勢が鈍り15着に敗れた。

7月23日、中5週で迎えた11戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい15着に終わった。

10月2日、中9週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

12月10日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（2017年）

1月21日、中5週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大江原圭騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のメイショウナルトに4馬身の差をつけて2勝目を収める

3月18日、中7週で迎えた15戦目は、障害4歳以上オープン（中京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大江原圭騎手（2戦1勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月22日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（福島障害芝3380m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。12着に敗れた。

5月13日、中2週で迎えた17戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内雨/稍重）に出走。鞍上は大江原圭騎手（3戦1勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた18戦目は、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で大江原圭騎手（4戦1勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。13着に終わった。

10月28日、約5か月の休養明けで迎えた19戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大江原圭騎手（5戦1勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。13着に終わった。

12月9日、中5週で迎えた20戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大江原圭騎手（6戦1勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。11着に終わった。