マザーズドリーム（2000年生、母ソブリンドリーム）

マザーズドリーム（2000年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母の夢」。毛色は栗毛。種牡馬のナリタタイシン（当時10歳）と交配したソブリンドリームが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤沢牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方22戦0勝2着9回。

経歴

デビュー前

谷原義明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

8月18日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

11月30日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた3戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

3歳（2003年）

1月5日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で梶晃啓騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

4月15日、中9週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた7戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B3（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で端勝成騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ウェルピーターパンにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

5月4日、連闘で迎えた9戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で端勝成騎手（2戦0勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エクストラナンバーに交わされて1馬身半差の2着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で端勝成騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カスガホマレに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

6月1日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で端勝成騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したレオプロミネンスを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6月15日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B1（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で端勝成騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

6月24日、連闘で迎えた13戦目は、3歳B1（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で端勝成騎手（6戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、バードウオッチングに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

7月11日、中1週で迎えた14戦目は、3歳A3（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で端勝成騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

8月3日、中2週で迎えた15戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で端勝成騎手（8戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

8月25日、中2週で迎えた16戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で端勝成騎手（9戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アイテイモアに交わされて2馬身差の2着となった。

9月1日、連闘で迎えた17戦目は、一般C3-6（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で端勝成騎手（10戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく4着に終わった。

9月9日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3-7（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で端勝成騎手（11戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キタノパールに交わされて7馬身差の2着に敗北した。

10月14日、中4週で迎えた19戦目は、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1400m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は13戦連続で端勝成騎手（12戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

10月21日、連闘で迎えた20戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、一般C3-7（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた21戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、一般C3-8（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい6着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3-8（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は沖静男騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、メイショウスピニチに交わされて3馬身差の2着となった。

12月8日、中2週で迎えた23戦目は、一般C3-6（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3-5（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月29日、連闘で迎えた25戦目は、一般C3-6（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で沖静男騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、後続との差を2馬身以上保って、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、クニノネヴァーにクビ差交わされて2着となった。

4歳（2004年）

3月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた26戦目は、一般C1-3（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

4月20日、中3週で迎えた27戦目は、一般C2-5（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は沖静男騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2-6（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。