サンフラワー（2012年生、母フロディーバラード）

サンフラワー（2012年5月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ひまわり。絵画名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のエイシンサンディ（当時19歳）と交配したフロディーバラードが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は中川欽一。戦績は、中央平地5戦0勝、地方27戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は2015年の立石勝利君卒業記念。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中川欽一から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ミルファームによって126万円で落札された。

武市康男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

9月6日、デビュー戦は二本柳壮騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は452kg。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

3歳（2015年）

4月5日、約7か月の休み明けで迎えた2戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝2000m 雨/良）に出走。18頭立ての18番人気で15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、最後はダイワグローリーと並んで5着同着となった。

4月25日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長岡禎仁騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた4戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて8着に終わった。

7月12日、中8週で迎えた5戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい15着に終わった。

8月21日、中5週で迎えた6戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のタイムトゥシャインに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月27日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のワイルドモンスターに6馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

9月8日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（2戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のコンコードに1馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

9月23日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の立石勝利君卒業記念（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（3戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のカフジペガサスに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月6日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で柿原翔騎手（4戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、トーホウバードに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

10月20日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柿原翔騎手（5戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた12戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のイチョウ特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた13戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は柿原翔騎手（6戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のヴュルガーに1馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

12月4日、中1週で迎えた14戦目は、ひなぎく特別（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（7戦5勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に終わった。

12月11日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見事な伸び脚で猛進したが、伸びてきたゴールドファイヤー決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

12月25日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定戦の金シャチプリンセス（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（9戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

4歳（2016年）

1月4日、中0週で迎えた17戦目は、一般B8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柿原翔騎手（10戦5勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

1月22日、中2週で迎えた18戦目は、新春中京競馬!ただいま開催中（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柿原翔騎手（11戦5勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた19戦目は、一般B9（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で柿原翔騎手（12戦5勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

2月19日、中1週で迎えた20戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったマイネルブラストをアタマ差捉え切れず2着に甘んじた。

3月4日、中1週で迎えた21戦目は、鈴木麻優騎手を鞍上に迎えて、レディス&ヤングジョッキーズシリーズ名古屋ステージ第2戦（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた22戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般B11（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のスペシャルガールを3/4馬身振り切って6勝目を手に入れた。

3月30日、中1週で迎えた23戦目は、芳春賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

4月8日、連闘で迎えた24戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた25戦目は、牝馬限定戦の金シャチプリンセス（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた26戦目は、ももえりナンナンダヨ記念（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は柿原翔騎手（13戦5勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた27戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（14戦5勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

5月26日、連闘で迎えた28戦目は、飛島大橋賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（15戦5勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた29戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた30戦目は、たけのこ賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた31戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は柿原翔騎手（16戦5勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

8月5日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた32戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、スターマイン賞（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。