アクアシーサー（2004年生、母スズカルージュ）

アクアシーサー（2004年1月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のナリタトップロード（当時8歳）と交配したスズカルージュが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）スガタ牧場。戦績は、地方26戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2008年のヨコハマポートサイド特別(一般C3一)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、スガタ牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」と「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。1歳のとき、スガタ牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

柿本政男厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2006年）

10月27日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。馬体重は458kg。5頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた2戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく7着に終わった。

3歳（2007年）

3月8日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に敗れた。

4月5日、中3週で迎えた4戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったセザンゴールドに詰め切れず、5馬身差の2着に敗れた。

5月2日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したアイランドジーラにアタマ差届かず2着に惜敗した。

5月24日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

8月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（3戦0勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のヤワタエイティーンに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月25日、中4週で迎えた8戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（4戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた11戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

12月3日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、4着を確保した。

12月21日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

4歳（2008年）

4月4日、約3か月半の休養明けで迎えた14戦目は、一般C2五アイ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（5戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2-12 13（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（6戦1勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2七アイ（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

6月13日、中4週で迎えた17戦目は、一般C2六アイ（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（8戦1勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく6着に終わった。

7月9日、中3週で迎えた18戦目は、一般C3五六（大井ダート1500m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（9戦1勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サングエブルに交わされて1馬身半差の2着となった。

7月22日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3一ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎駿騎手（10戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎駿騎手（11戦1勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

8月28日、中2週で迎えた21戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C3一ア（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

9月5日、連闘で迎えた22戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

9月26日、中2週で迎えた23戦目は、一般C3一ア（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では不屈の闘志で渋太く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のヤワタレインボーをクビ差振り切って制した。

10月3日、連闘で迎えた24戦目は、ヨコハマポートサイド特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では自慢の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヤクモロードに3馬身の差をつけて優勝

11月28日、中7週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた25戦目は、柊特別（浦和ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

12月8日、中0週で迎えた26戦目は、笠野雄大騎手を鞍上に迎えて、一般C2四アイ（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に敗れた。