ディープカジノ（2011年生、母ビューティマロン）

ディープカジノ（2011年5月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋小さな家」。毛色は鹿毛。種牡馬のオンファイア（当時8歳）と交配したビューティマロンが16歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）越湖牧場。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、越湖牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、シェア・リンク・レーシングによって105万円で落札された。

小野幸治厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

9月15日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は460kg。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

10月13日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には食い込めず10着に終わった。

11月10日、中3週で迎えた3戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で大外15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた4戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中京ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

3歳（2014年）

1月6日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（3戦0勝）。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したエノラブエナを差し切れず、1馬身差の2着となった。

1月18日、中1週で迎えた7戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るタマモマズルカを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月11日、約9か月の休養明けで迎えた8戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（4戦0勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた9戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月16日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上1000万下（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は松山弘平騎手（1戦1勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。