フィギャーヘッド（1989年生、母ササノニシキ）

Figurehead

1989.05.07

フィギャーヘッド（1989年5月7日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のプルラリズム（当時9歳）と交配したササノニシキが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）大島牧場。戦績は、中央平地13戦1勝。主な勝ち鞍は1991年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

畠山重則厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1991年）

7月14日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（新潟芝1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は420kg。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（新潟芝1000m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のサクラプランスに1馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

10月5日、中6週で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳500万下のサフラン賞（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（2戦1勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

3歳（1992年）

5月10日、約7か月半の休養明けで迎えた5戦目は、菅原隆明騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京芝1400m 曇/重）に出走。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下（東京芝1800m 晴/不良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（3戦1勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳500万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（4戦1勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（5戦1勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着を確保した。

7月26日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名正義騎手（6戦1勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の笹山特別（新潟芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で蛯名正義騎手（7戦1勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の春日山特別（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で蛯名正義騎手（8戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着を確保した。

9月6日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で蛯名正義騎手（9戦1勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

9月27日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下の印旛沼特別（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で蛯名正義騎手（10戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。