マイネルブランブル（2013年生、母スターオブサファイア）

マイネルブランブル（2013年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋キイチゴ属の植物」。毛色は芦毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時15歳）と交配したスターオブサファイアが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方3戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、千代田牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって1,998万円で落札された。

ラフィアンターフマンクラブにて総額2,800万円（28万×100口）で一口馬主が募集された。

西園正都厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

9月21日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は516kg。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

10月11日、中2週で迎えた2戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

11月1日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

3歳（2016年）

2月7日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり15着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた5戦目は、F.ベリー騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた6戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2400m 外回り曇/重）に出走。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

4月17日、中3週で迎えた7戦目は、三津谷隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2400m 外回り曇/重）に53kgの軽斤量で出走。17頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

7月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、3歳未勝利（中京ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は松若風馬騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて11着に終わった。

8月5日、中4週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた9戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のファイティングスピリットで最後まで敢闘したが、ルーセントアイズに交わされて1馬身差の2着となった。

8月24日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るラブリーラブラブを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月2日、連闘で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山真一騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のタレイアに4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。