アイスリンディ（2021年生、母アイスメアー）

アイスリンディ（2021年2月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名より+1930年代に流行した米国の元気旺盛な踊りより」。毛色は栗毛。種牡馬のCalifornia Chrome（当時10歳）と交配したアイスメアーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田牧場。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

高柳大輔厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

7月1日、デビュー戦は西村淳也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1150m 曇/重）に出走。馬体重は436kg。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

9月2日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

10月1日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

12月3日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、5着に終わった。

3歳（2024年）

4月7日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るファビュラスロードを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて未勝利戦を制した。

4月28日、中2週で迎えた6戦目は、3歳1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松若風馬騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

6月16日、中6週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は亀田温心騎手（1戦1勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

7月14日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀田温心騎手（2戦1勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

7月20日、連闘で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で亀田温心騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

8月25日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、高杉吏麒騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラスの小樽特別（札幌芝1200m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。

10月19日、中7週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 雨/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は亀田温心騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着を確保した。

11月2日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で亀田温心騎手（5戦1勝）。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。