ヤマニンゲラノス（2014年生、母ヤマニンスプラウト）

ヤマニンゲラノス（2014年5月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋鶴（ギリシャ語）」。毛色は栗毛。種牡馬のアドマイヤマックス（当時15歳）と交配したヤマニンスプラウトが14歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は廣田光夫。戦績は、中央平地4戦0勝、地方5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2017年の一般C23。

経歴

デビュー前

斉藤崇史厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2017年）

1月17日、デビュー戦は和田翼騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 曇/稍重）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

4月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で和田翼騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

5月14日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず15着に終わった。

9月23日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から30kg戻して迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

10月20日、中3週で迎えた5戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた6戦目は、一般C29（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったチアフルガールに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

11月20日、中1週で迎えた7戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉井友彦騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のファシルに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月29日、中5週で迎えた8戦目は、仕事納め特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井友彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

4歳（2018年）

1月9日、中1週で迎えた9戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井友彦騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。