ショウリセンリ（1988年生、母ミヤイチスター）

ショウリセンリ（1988年4月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のサルタモンテス（当時14歳）と交配したミヤイチスターが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）カミイスタット。戦績は、中央平地27戦4勝2着3回、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は1992年のアラ系4歳以上800万下。

経歴

デビュー前

鹿戸幸治厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

6月17日、デビュー戦は芹沢純一騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は442kg。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

7月22日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で芹沢純一騎手（2戦0勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のデーエスセンジュウに2馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

8月25日、中4週で迎えた4戦目は、2歳オープンのアラブ3歳特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で芹沢純一騎手（3戦1勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

3歳（1991年）

1月15日、約5か月の休養明けで迎えた5戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上400万下（京都ダート1200m 晴/良）に牝馬ながら50kgの斤量を背負って出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

2月17日、中4週で迎えた6戦目は、田島裕和騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上400万下（小倉ダート1000m 晴/稍重）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、伸びてきたマキシムスカレー決め手に屈してクビ差の2着となった。

3月3日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系4歳以上400万下（小倉ダート1000m 晴/重）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で田島裕和騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

3月30日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、アラ系4歳以上400万下（京都ダート1200m 曇/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は芹沢純一騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

4月28日、中3週で迎えた9戦目は、アラ系4歳以上400万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は久保田英敬騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったセルリアンレッドに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

5月11日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳以上400万下（新潟芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は田島裕和騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキョウエイライトに7馬身の差をつけて2勝目を収める

6月22日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上700万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月6日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた12戦目は、アラ系4歳以上700万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったプールモワに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

7月20日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系4歳以上700万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

4歳（1992年）

2月8日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、アラ系4歳以上400万下（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は田島裕和騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

2月23日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた15戦目は、アラ系4歳以上400万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島裕和騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系4歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

3月29日、中2週で迎えた17戦目は、河北通騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上400万下（中京ダート1700m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

4月4日、連闘で迎えた18戦目は、アラ系4歳以上400万下（阪神ダート1200m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で河北通騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

5月10日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、アラ系4歳以上400万下（新潟芝1400m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は鹿戸雄一騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月13日、中4週で迎えた20戦目は、アラ系4歳以上800万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系4歳以上800万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系4歳以上800万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鹿戸雄一騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた23戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上800万下（札幌ダート1000m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた24戦目は、アラ系4歳以上800万下（函館芝2000m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るトウカイリードを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて3勝目をマークした。

8月29日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系4歳以上800万下（函館ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で横山義行騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のユウファイブをアタマ差振り切って4勝目を収める

9月20日、中2週で迎えた26戦目は、重賞のタマツバキ記念（函館芝2000m 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で横山義行騎手（3戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた27戦目は、常葉ステークス（福島芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で横山義行騎手（4戦2勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

5歳（1993年）

4月17日、約6か月半の休み明けで迎えた28戦目は、白坂省吾騎手を鞍上に迎えて、仲春特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月24日、連闘で迎えた29戦目は、尾崎章生騎手を鞍上に迎えて、春暖特別（名古屋ダート1800m 雨/稍重）に出走。5頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。